上司のパワハラでストレスが溜まる。
仕事が辛くて辞めたい。
入社したばかりだけど居心地が悪い。
そんな風に思ってる方、いらっしゃいませんか?
居心地が悪い。
会社に行くと自分らしさがなくなる。
出勤が憂鬱。
辞めたいと思ったらすぐ辞めてしまいましょう!
以下は僕の経験したベンチャー企業を退職した話です。
【5月】入社する会社を間違えた

完全未経験の状態からインハウスのWebマーケティング職として化粧品通販のベンチャー企業に入社しましたが、パワハラでストレスを感じて3ヶ月で退職しました。
しんどくても3年は我慢しろって考え方は好きではないです。
本当に退職をしたいという気持ちならすぐにでも辞めるべきだと思います。
ミスマッチは仕方がないことです。
人生は有限です。嫌だと思う環境で無理に働く必要はありません。
早期退職は転職の際に不利になるなんてことを気にして無理に数ヶ月、数年働いてしまうと、ストレスもかかりますし、とっととやめてしまう方がいいと思います。
履歴書に書かないのは経歴詐称になる可能性があります。
サイトによっては書かなくてもいいという意見もありますので、総合的に判断していただければと思います。
僕の場合は試用期間中に退職しましたが、3ヶ月で辞めたと正直に履歴書に書いています。
どうブラックだったかと言うと、従業員に対しての配慮が全くない。
未経験採用をしているのにも関わらず、新人は放ったらかし。
同職の先輩もいないから社長の指示を受けるが、週一のミーティングで粗探しをされて、悪い所だけ指摘。言い方も冷酷。
楽しい気持ちで働けるわけがない。
甘えだとか、当たり前の事だとか思う人もいるのかもしれないですが、居心地はかなり悪かったです。
2月の説明会の時に会社にいらっしゃったライターの方も僕が入社する4月には退職されていたようで。
退職するだけの理由はある会社なんだなと思いました。
コロナの影響もあって、飲み会などはなく、会話を1度もしたことが無い社員ばかり。
気まずいし、仕事中もオフィスはみなパソコンを使っていて無言。
説明会ではみんな弁当を一緒に食べるほど仲がいいと言ってましたが、完全に嘘でした。
プライベートで会うことは100%無いでしょうし、そもそも、陰キャというか、暗い人間の集まりでしたねあのオフィスは。
オフィス全体の空気が重かったです。ドヨーンとした感じ。
会社って、気さくな先輩が、「よ!新入り!よろしくね!」みたいなテンションで絡んでくるのだと思ってたんですが、そんな先輩は居ませんでした。
自己紹介の場も設けられることも無く、知らない人に囲まれて黙々と仕事をするという環境でした。
【6月】ついに同僚が退職

6月に入った途端、同期で年上の女性の方が急に来なくなりました。
我が強い女性で、副社長ともよく揉めてました。
ミスマッチで、会社側から雇用契約更新をしなかったそうです。受けた時に女性も、抵抗なく退職されたようです。
帰りの電車で一緒になった時にも、その女性は今の会社の環境の悪さについて話されてました。
「yutaさん。この会社の環境が当たり前ではないですからね。もっといい会社ありますからね。」
そしてその女性が退職され、
僕の頭の中は「これが、会社…なのか!?当たり前のことなのか!?」
そんな気持ちでした。
社員を大切にしているとは思えない副社長

6月から新入社員が二人入社され、ミーティングで副社長が
「仕事ができない人はやめてもらいます。今までも結構やめてもらってます。いつまで研修生なんですか。他の社員の方のおかげで給与がもらえていることわかっていますか。いつお金を生み出せるようになるんですか。今のメンバーも何人残りますかね。来月、国立大学出身の優秀な生徒が入社されますよ。」
・・・・・・。
Webマーケティング職に期待をして、求人サイトを見ていい会社だと思って入社したのに。
給与が少しばかり高くても、どれだけ福利厚生があっても、結局はその場の環境次第で決まるんだなと思いました。
こんなマインドの副社長の元で働くことが自分にとっていいことだと思えない。
なにくそ。と思ってそのミーティングの後、1週間働きましたが、僕も劣悪な環境下で萎縮して、自分が自分ではなくなっているような気分でした。
気づけば、金曜日の夜の退勤中に、次の月曜日が嫌すぎて憂鬱になっていました。
もうこれは末期でしょう。笑
【6月】全てを捨てて退職を決意。

そして退職を決意しました。
コロナ禍、早期退職、無職になる、そんなリスクはもうどうでもよくて、会社から逃げたかった。
面と向かって社長副社長と話すべきでしょうが、面談をするために会社に行くのも嫌でした。
チャットワークで「退職したいので手続きなどをご教示ください。」と言った内容で送りました。
当時の僕は弱りきっていたと思います。
すると、「退職届と、健康保険証を送ってください。」という返事だけが返ってきました。
この会社辞めて良かったなって思った瞬間でしたね。笑
通勤途中の電車で退職のメッセージを送った後、大阪駅でスッキリした気持ちでした。
課題を全て終わらせたような快感に包まれました。
無職になって居場所を失う
仕事を辞めたことを親に隠して、いつも通りの出勤時間に合わせてネカフェへ。
それを毎日続けて、こっそり転職してやろうと思いましたが、三日で断念。
ネカフェに行くお金ももったいないし、情報収集をするには自宅の方が環境がいいのは明らかです。
親に退職したことを伝えると、苦虫を噛み潰したような顔をされました。
浪人、既卒で2年ずれ込んでやっと社会に出た息子が、早期退職したと聞けば、確かに悲しい気持ちになったでしょう。
退職届を快活で完成させてポストへ投函。
完璧なるストレスからの解放をむかえました。
会社にいたのは、たった3ヶ月でしたが、本当に生きた心地がしなかった。
その後、数日はゆったり過ごしていました。
次のことを考えようとも思い、転職セミナー、京都の説明会にも参加しました。
ストレスの解放から夜更かしをしてしまい、朝の10:00まで眠っていました。
母親が部屋に起こしにきて、「いつまでもダラダラしてるんだったら出て行ってもらうで!」と言われました。
高い学費を払って大学に通わせた息子が早期退職をして、ダラダラと眠っていたら腹が立つ気持ちもわかりますが、その一言で僕はカチンときてしまいました。
「やっと最悪の環境から逃げ出してきたのに、なんてことを言うんだ。もう居場所がないじゃないか。」
口も聞かず、家を飛び出し、ショッピングモールのフードコートに行きました。
そこで、東京の友達にブラック企業を退職した、親からは出ていけと言われる話をすると、「住まわせてあげるから、東京においでよ」と言われて、その日のうちにキャリーバックにこっそり荷物をまとめて翌日の朝、親に無断で実家を離れるのでした。
「ここから人生逆転してやる。」
そんな気持ちで東京行きの新幹線に乗り込みました。
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