【元塾講師が解説】塾講師アルバイトのメリット・デメリットとは?

アルバイト

個別塾講師のアルバイトが、自分に合うか分からない。

個別塾講師のアルバイトのメリットデメリットが知りたい。

個別塾講師は稼げるのか、学歴は必要なのか知りたい。

今回はこういった疑問に答えます!

この記事では、大学時代に塾講師として長年勤め、バイトリーダーまで上り詰めた僕が、大学生に塾講師のアルバイトがおすすめする理由を紹介していきます。

塾講師のアルバイトをするか迷っている方は、参考になさってください!

塾講師って具体的に何をするの?

  • 授業の指導
  • 宿題の提示
  • 生徒情報の提示
  • ビラ配り
  • 教室の掃除、電話対応など

教室の状況に合わせて仕事が増減しますが、授業以外にも意外と雑務が多いです!

塾講師に向いている人はこんな人

コミュニケーション能力を身につけたい

そもそもなぜコミュニケーション能力が着くのか。

塾講師は接客業としてもハイレベルなものです。なぜかというと、一人の生徒を担当して長期間寄り添うからです。

企業相手のコンサルタントのように、生徒の課題を解決するために課題を提示します。

生徒一人一人に合わせて、講師一人一人の判断で授業を進めていくため、すごいスピードで力が身につきます。

そしてさまざまな生徒を担当します。

個別塾に来る生徒は大きく二つに分かれます。

学校の授業についていけない。

受験対策をしたい。

  • 授業についていけない
  • 受験対策をしたい

生徒全員に共通するのは成績を上げたいということです。

これを意識して日々こなしていると、自然とコミュニケーション能力が磨かれます。

自分の過去の経験を生かしたい

  • 推薦入試の経験から、定期試験対策などが得意。
  • 受験で長い時間勉強をして英語力を生かしたい。

このような方にも向いているといえます。

新しいことを覚えずに即戦力として仕事ができるようになるからです。

特に、同じような偏差値の生徒や、同じランクの大学を目指している生徒に対しては適切なアドバイスができるでしょう。

将来は学校の教師を目指している

社会に出てから教育を生業としたい人も塾講師の経験は役に立ちます。

教育に携わることが出来る唯一のアルバイトが塾講師だと思います。

実際に生徒に対して教育をする経験を積むことができます。

塾講師に向いていない人

黙々と作業をしたい

問題を解かせている間は喋る必要はありませんが、2体1で担当することも多いです。

片方に問題を解かせている間に反対側に指示をしたりと、会話が必要な仕事なので、一人で黙々と作業をしたいという人には向きません。

立ち仕事をしたい

個別塾の講師は基本的には座り仕事です。

集団塾ではこの限りではないかと思いますが、ここでは割愛します。

上司から言われたことだけをこなしたい

自分一人で考えて行動する場面が圧倒的に多く、いい意味でも悪い意味でも任せっきりですから、言われたことだけをこなすという姿勢だと塾からの評価は受けにくいと思います。

塾講師のアルバイトのメリット

コミュニケーション能力が身につく

コミュニケーションが身につくことが塾講師の最大のメリットであります。

様々なタイプの生徒と話すからこそ、社会人になってからもその柔軟性は生かされます!

根暗なタイプの生徒に対してどうすれば上手くコミュニケーションを測れるか?

宿題をやってこない生徒にはどう指導するか?

授業中に寝てしまう生徒に対してどう対応するか?

あなたなりの答えを作ってみてください!

こういった課題を毎日こなすからこそ、あなた自身のコミュニケーション能力はグングンと伸びます!

子供相手でも物事を説明できるプレゼンテーション能力が身につく

分かりやすく説明するにはどうすればいいのか。話し方のコツを身につけることができます。

就活で有利になる

就活の面接では、アルバイトは何をしていたのかという話題が必ずと言っていいほどに出ます。

その際にはこういった生徒の課題を解決したとか、点数がどれくらい伸びたか、生徒がどれだけ増えたか、など数字でアピールがしやすいです。

塾講師が生徒を担当するのは、クライアントとの接し方にも近いものがあるので、選考でも有利になること間違い無しです。

夕方からの仕事なので放課後に働ける

小学生~高校生を対象とした塾では平日には放課後の生徒が通ってくるので、大学の授業後にも出勤することができます。

平日は16:00~21:00くらいの仕事が中心になります。

塾講師のアルバイトのデメリット

生徒がいないと仕事がない

生徒が少ない教室では、担当する生徒が数人になってしまうので、シフトを入れたくても入れないという状況になってしまいます。

僕の塾では授業以外に事務や、ビラ配りもありました。

生徒が多い塾に行くか、夏期講習冬期講習を中心に働いてアルバイトを掛け持ちをするなどの工夫をしないと収入が不安定になる可能性があります。

毎週シフトを固定される

生徒の予定に合わせて授業は行われるので、気軽に曜日を変えたり、休んだりすることは難しいです。

講師の少ない塾の場合、自分の大学の試験があるからといってシフトを減らすことが難しいケースもあります。

フルタイムで働くことは難しい

平日は夕方16:00~21:00が中心ですから、長時間の労働はしにくいです。

一コマ90分で1500円や、時給1100円前後なので、1日あたり6000円前後の稼ぎになります。

夏期講習になれば10:00~20:00の間で授業が詰まり、かなり稼ぐことができます。

塾講師になるには学歴が必要?採用面接について

もちろん良い大学を出れいれば有利になります。

面接では塾独自の試験を解かされるので、そこで点数が取れれば、無名の大学でも採用はしてもらえます。

生徒に対して自分の在学の大学を言うことはタブーなので、生徒側から見ればどの講師も差が無いと感じています。

塾講師を経験した僕がおすすめする理由

いろんなタイプの生徒の担当をしたことがあるという経験から、社会人としてもクライアントに合わせてコミュニケーションができるというのはかなり強みになったと感じました。

教え方も上手いと言われたことがあり、塾講師の経験のおかげで自然と相手の反応を見つつ話す習慣が身についたようです。

何種類かのアルバイトを経験しましたが、塾講師の経験が1番生活に役立っているなと感じています!

この記事を見て、少しでも塾講師のアルバイトをしてみようかと思ってくださると嬉しいです!

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